トレードの引き金を引いたのは間違いなく糸井のメジャー挑戦の意向だったと
思われますが、それでも普通の球団なら簡単に手放す事は考えづらいです
d(・ω・)
だが、ファイターズにはチーム編成を司るチーム統括本部

が存在します。
このファイターズ

のチーム統括本部

は選手のスカウトやトレード、監督やコーチの
任命権など全権を握っています

。その決定にはたとえ社長やオーナーでも覆す事は
出来ないそうです

。
当然、監督の意向も反映されない訳ですから
栗山監督が望んだトレードでも
無いわけで…

。
以前、
梨田監督の時代にリーグ優勝に貢献した
ターメル・スレッジ選手の契約を
更新せずに放出して、かなり怒っていた

事がありました

。
ファイターズには監督に人事権がありません

。
ファイターズの監督になる条件は2つあります。
・育成で勝つというチーム方針を理解出来る。
・ファンサービスが出来る。チーム統括本部

が編成したメンバーで戦うというのがまず大前提です
d(・ω・)ファイターズの監督になるには、まずそれを承知で引き受けなければならないという事。
(
実際、キツイよね。栗山監督も大変だと思うけど…(;^−^A)
このチーム統括本部

がチームの編成の全権を握っている訳ですが、編成の基盤に
なっているのが
『ベースボール・オペレーション・システム(B・O・S)』これがどういうシステムなのかと言うと
『選手の力を客観的な数値で判断できるシステム』映画
『マネーボール』でその考え方は有名になりましたが、メジャーでは既に常識とも
言われています。

メジャーリーグ

で使われているシステムを参考にしつつ、日本野球

のエッセンスを
取り入れてファイターズ独自のシステムとして完成させたものです

。
基本的な選手の適正(
例えば投手の評価の場合、球速、球の種類、球のキレ、制球力、
腕の角度、右投げor左投げ、先発or中継ぎor抑え、即戦力or大器晩成、など)
他にも選手の性格や忠誠心、礼儀、マナーとかも含まれているそうで

様々な評価の仕方が
あり、そのプロセスは非常に複雑なものだそうです。
B・O・Sはファイターズの最高機密でもあり、そのシステムの効果は導入初年度から
現れたそうです。2006年に導入された年に
B・O・Sで抜粋され、頭角を現したのが
田中賢介(
2013年、メジャー移籍)でした。
B・O・Sには12球団に所属する選手、ドラフト候補にあがる高校生、大学生、社会人
など総勢約850名のデータが数値化されているそうです

。
つまり…今回のトレードも
B・O・Sを基にチームのどの部分を強化しなければいけない
のかが明確になったトレードだと言う事でしょう。
糸井を放出してまで、強化しなければならなかったポイントは…
続く。。。
↑ぽちっとな(o^-')b
posted by マサ at 16:38
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